羽毛るーむ

KINGDOM OF CHAOS のキャラ日記です。 上記のゲームを知らない人は見ても面白くないと思います。うん。

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ある日の昼下がり2005.05.10

ちょっとした お話です。



―――――――――――――――――

ドラバニア帝国は聖なる都 オコラエフ
この一角に小さな教会がある 大地に仕える藤色の髪を持った少女の住む小さな教会である

と、そこでは無く…
その隣にある小さな小屋 人一人住むのがやっとくらいの小屋
そこに腕が翼になっているというめずらしいバードマンが住む

彼は先日 知り合いの魔族の少年と罰ゲームをかけて対峙
負けてしまい 罰ゲームとして かの青年の販売している「スク水」なるモノの
自分の名前入りのモノを渡されたことから 人生はまた少し変わってしまうこととなる



―――ある晴れた昼下がり…
遅くに起きだして ぼーっとする頭を冷たい水で無理やり起こす
少し寝覚めが悪かったようで 部屋をきょろきょろと見回す…

先日渡された隅に飾られている 「スク水」と言うモノが目に入る…

「…」
(やっぱり… 着ないといけないのかなぁ…)

寝惚けた頭だ 明らかに妙なことを考える
男が着ていいシロモノじゃない そんなことは 万人がわかることであろう


「とりあえず… ごはん ごはん…」
もそもそと テーブルの上に置いてある果物カゴから赤い木の実を取り齧る
彼は料理が出来ない 何故なら料理をしていると羽が入ってしまうから…

しゃりしゃり と、木の実を齧りながら飾られているモノを見つめる…

(… … … … …)

木の実を食べ終えた彼は おもむろに見ていた ソレ に手を伸ばす…






「…」

さっきまで着ていたモノはテーブルの上にあった



―――コンコン… と 扉を叩く音が部屋に響く

「ササリ様 いらっしゃいますか?」

がちゃり… と、開かれた扉

「コ、コルナさん―――ッ!?」
いつもは目が半分閉じた彼の目が 完全に見開き 扉の方を見る

「あ、すいません 許可も得ずに扉を…     って ササリ様ッ!?」
隣に住んでいる藤色の髪の少女の突然の来訪に面食らう 彼
藤色の少女は彼の着ているモノを見 固まっている…

「あ、うー あ………」
目を見開き 口をパクパクしている 彼…

「す、すいません ササリ様…ッ」

―ばんッ 

正気に返った藤色の少女は慌てて扉を閉める

「え、あ…」
呆然と立ち尽くす 彼…

(…み、見られた… と、言うか… バレ、た??)
思考は完全に混乱 考えるのはひとつのことだけ…


一方扉の前で立ち尽くす少女…
(…今の ササリ様 ですよね…?)
彼女も混乱する一方で 正気なんかでは無い


がちゃっ

混乱した頭のまま再び扉を開ける少女
「あ、あの ササリ様 そういう趣味があることは 結構なの、です… がっ!
 えっと、すごく 似合っておいでですよっ」
目を瞑ったまま 扉を開けそのまま言い切る

「あ、ありがとうございます…っ」
混乱した頭でそれだけ言う 彼



しばしの沈黙が過ぎる… 小鳥の鳴き声と風の吹く音だけが響く…


「えっと… バレちゃい ましたね…」
やっと混乱が少し収まり口を開いた彼(?)…

「…??」
なんのことだかわからずに 顔を上げる少女

「すいません 今まで隠してて……」
バレたと思い込み 話を進めていく彼

「???」
更に?マークが頭に浮かぶ少女

「うん、実はボク 女性でした!」
そう 勢い良く口を割った彼… いや 彼女は 少し諦めの表情で…

「??、??…    ぇぇええええ!?サ、ササリ様 女性でっ!?」
?マークの浮かんでた少女は いきなり言われたことに ただ 吃驚するだけであった…

「そ、そんな大声でッッ!?」
通りに居た人達も何事かと見ている

だっ、と駆け出し少女を中に入れ 扉を閉める


ふぅ、と 息を吐く


「えっと ちょっと着替えるので待っててくださいね?」
テーブルに置かれた服を取り少し奥の隠れたスペースに行く

「あ、はい… って え う?」
吃驚したまま再び固まっている少女は再び来た混乱にもごもごしている



「よいしょ えっと、お騒がせしました…」
着替え終わった彼女は 一息つくと ぺこりとお辞儀をする

「あ、こちらこそです…」
つられた少女も同様にぺこり


「あ、そこに座ってちょっと待っててくださいね 今お茶入れますから」
と イスを差し出し お茶の用意をする

「あ、はい お構いなく…」
すすめられるままにイスに座り 一息をつく少女


カチャカチャ コポコポ…

お茶を淹れる音だけが響く空間

「あのっ」
少女が やっと落ち着きを取り戻し 声を出す

「うん??」
お茶を持ってきた彼女はテーブルにそっと置き もうひとつのイスに落ち着く

「サ、ササリ様は本当に女性で…??」
先ほどの言葉を確認するように聞き返す

「あー… えっと うん 一応… そうなります ね 変でしょう?」
頬を軽く掻きながら 恥ずかしそうに答える

「変だなんてそんな…っ ササリ様は整った顔をお持ちですから… …なんだか 少し納得しました」
慌てて言葉を返し 最後に頷きながら納得する少女

「整ったなんてっ そんなことは無いかとっ きょ、恐縮ですよっっ」
そういう風に言われるのは慣れてない彼女 慌てて否定する

「むぅ ササリ様? いつも言っていますが 謙遜しすぎるのは感心しませんよ??」
むぅ と表情を変え いつもの問答を始める

「そもそもササリ様… 女性なのでしたr(略」
少女のいつもの説教が始まった…

「あ、う…」
お茶を飲もうとした手を止め 縮こまる彼女

「――ですから 慎みをですね…」
まだまだ続きそうな少女の説教

「ああ、とうとうバレてしまいましたか…」
そう 一言漏らすことで 今だ続く説教への 諦めと自らへの諦めを示した彼女であった…

――ある晴れた昼下がり もう太陽は斜めに傾いていた

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Comments

お茶、吹きそうになったでおじゃる…
そ、そっか ササリ殿おにゃのこでおじゃりましたか
えぇと だ、だがしかし麿とササリ殿の間のプリンな友情は切っても切り離せないでおじゃるよ!

Σおぉぅ あまりにびびっておじゃる語になっておった…(嘘臭

posted by 史麻呂 [URL] | 05/10 11:40| edit

ぶっ(紅茶吹き

posted by サファイアだZE☆ [URL] | 05/10 16:33| edit

今思えば…私めの目が可笑しかったわけでは、
無かったのですね(動揺しつつ

posted by 夜食み [URL] | 05/10 21:16| edit

ぇ?・・・
ΣΣえ!?

ほ、本当ですね・・・羨まs(消去

posted by ゼニス [URL] | 05/10 21:47| edit

>史麻呂様
うん 史麻呂様との友情は変わりませんよっ(ぐっ
プリン!雅!(ミヤー(謎

>先生
だZE☆はいいですから もうw
汚いですよ うん(ふきふき

>夜食みさん
いやいやいや まぁ隠してたわけですし ね?
と言うかそんな動揺しなくても…

>ゼニスさん
何を言いかけたのですかっ∑
あ、うん 本当ですよ

posted by ササリ [URL] | 05/11 04:59| edit

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